ストレス発散

2016/05/19

小話です。

極限まで疲れているとき、ストレスが溜まっているとき、

皆さまはどうしていますか?

私は、簡単なところだとお酒を飲んだり、お風呂に入ったり、

寝たり、漫画読んだり、旦那に噛み付いたり、などです。

しかし

最近新しい解消法を見つけました。

ベートーヴェンの第九の合唱を流しながら

大熱唱することです。

ソロのところは歌詞がわからないので、

プロの歌を楽しみます。

バーンスタインの指揮。

そして、

“Deine Zauber binden wieder, was die Mode streng geteilt;

alle Menshen werden Brüder, wo dein sanfter Flügel weilt.”

のところ!

外なら心の中で、家なら大声で歌い上げます。

Flügel weilt !(フリューゲル ヴァイルト!)

のところで拳を突き上げます。(外だったら心の中で)

このドイツ語の硬さというか歯切れの良さがまた気持ちいい…。

みんなの声が重なったときの大音量は、もはや

トランス状態になります。

⚫︎

「貴方の御力により、時の流れで容赦なく分け隔たれたものは、再び一つとなる。

全ての人々は貴方の柔らかな翼のもとで兄弟になる」

⚫︎

合唱の部分はこんな意味の歌詞なんですね。

なんで急にこんなこと言いだしたかというと

アマゾンビデオでエヴァンゲリオンの無料配信が始まり、

久々に「最後のシ者」を見たからです。

最後の使徒であったカヲルくんは、

⚫︎

「歌は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。

そう感じないか? 碇シンジ君」

⚫︎

と言ってこの「歓喜の歌」をくちずさみながら現れるわけです。

対訳を全部読むと分かるけれど、

歓喜の歌には友人の存在を讃える部分があり、

歌い出しの

“O Freunde!”

は、”友よ!”と呼び掛けているんです。

賑やかしだけで挿入歌としてるわけではないんですね。
カヲル君とシンジ君の間に生まれた友情、

そしてそれが終わってしまう(というか肉体としては破滅してしまう)ところに

意味があるわけです。

まあ、何の意味も持たないアニメだという人もいるし、

拝み奉る人もいるアニメですが、

一生に一度見て損はないと思います。